酔いどれよ、こんにちは

あっという間に気づけば6月も後半。

皆さん、いかがお過ごしですか??

外出禁止が明けてこの方、わたしはといえば一足早いバカンス気分。

街に人が戻り、天気が良いのも手伝って気分は上々、

ついつい浮かれて人と会っては話がはずみ、

酔っぱらうこと若者のごとく。

とある日は日本人の友人ふたりを呼んで我が家でアペロ。

軽くつまみながら夕べを楽しむつもりが全員さんざん酔っぱらって、

それでもひとりは吐き気を抑えながらどうにか帰宅。

唯一の30代が「楽しいから帰りたくない」「じゃあ泊まってけ!」と

姉さんらしく申し出たものの、

「ちょっと煙草吸ってくるわ」と一言残してキッチンに雲隠れ…

「ミオ、遅くない??」

しばしののち、ローランに発見されたわたしは蓋付きゴミ箱に頭を乗せすやすや熟睡中で、

口元には一筋のよだれがきらきら光っていたという。

そうして翌朝

頭の中はガンガン大音響のファンファーレ、

ソファにはシーツにくるまる年若き友人(こちらは二日酔いなんてどこ吹く風と、いたって涼し気)、

ローランは「もうしばらく飲まない」と何度聞いたか知れぬセリフをぶつぶつつぶやき、

それぞれ仕事へ…

午後になると前日、這う這うの体でなんとか帰宅した友人がふたたび舞い戻ってきて

しゃべり倒してまた帰るという、

ああ、こんな日あったなあ……既視感満載の初夏の一日でした。

友人の旦那様から

「そのミオって子、不良なの?」との質問をいただいたようで、

ローランいわく「ある意味、YES!」

その後もまた別の場所で別の友人から

「昨日はどうも飲みすぎちゃったみたいで、ごめん!」などというメールが届くたび、

「ミオが行くところ、みな酔っ払いすぎ!もう20代の若者じゃないんだから!」

と、ローラン苦笑い。

まあ、かくいうローランも一緒に飲んでるんだけどね。

若者といえば先日、ローラン氏に何かを注意されたときの話

「ça va! わかってるって」

と返したわたしの喋り口調が、

どう聞いても思春期の子が親に返事するときの口調そのまんまだ!と、

その場にいた友人Bとローランがげらげら笑いだしました。

「いやいや、思春期の知り合いなんていないし、そういわれてもどんな口調かわかんない」

「だから、それが問題なんだって! すなわちミオの頭の中がいまだ思春期だってこと!」

日本語の思春期っていい言葉だな、あらためて。

そんなこんなで来月にはとうとう40代後半戦に突入、

いまだ頭の中が思春期のわたしは、今後も次の日に引きずらない程度にお酒をたしなみ、

笑ってしゃべって短い夏を謳歌しようと思います。

みなさんも、楽しい夏をお過ごしください…!!

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